平成30年7月から新しい人工皮膚を使った治療を始めております


浜松ろうさい病院 形成外科

 鈴木茂彦院長が京都大学形成外科在籍中に開発した新しい人工皮膚(真皮)が、平成30年4月10日に厚生労働省から製造承認されました。
 この人工皮膚は、血管増生効果のある線維芽細胞増殖因子を徐放できる機能を追加したもので、糖尿病性足(下腿)潰瘍や褥瘡などの難治性皮膚潰瘍にも治療効果があります。
 来年1月に全国で販売開始される予定ですが、浜松ろうさい病院では7月から先行してこの新規人工皮膚を使った治療を開始いたします。
 難治性皮膚潰瘍のみならず重度の熱傷や深い皮膚欠損創の治療にも有用ですので、ぜひ形成外科外来でご相談ください。